
2017年11月19日
知らなきゃよかった!本当は怖い雑学Part2

『知らなきゃよかった!本当は怖い雑学Part2』完読。
知らなくてもいい、どーでもいい雑学の本。
日本では一年間で自慰行為中に死亡するひとが200〜300人程いるんだって。
ただし、自慰行為が直接の死因ではなく高血圧や成人病などの持病のせいですって!
『ひょっこりひょうたん島』は死後の世界の物語ですって。
ひょうたん島の子供達は火山の噴火ですでに死んでしまっていると、作者の井上ひさしが語ったんですって!
明治・大正期の文豪、森鴎外の初孫の名前は真章と書いてマックス!森真章(マックス)ですってよ!
キラキラネームは100年を超える歴史があるんですって!
ナポレオンは匂いフェチだったんですって!
「戦は終わり、これから帰る。近々帰宅するので決して風呂には入らぬように」と、妻ジョセフィーヌ宛ての手紙が残されていたんですって!
やがて午後に差しかかろうとしているのに第一統領ナポレオンは起きてはこなかった。
マレンゴの戦いでフランス軍を劇的な逆転勝利に導いたナポレオンは勝利の美酒に酔いしれ深い眠りについていたのだ。
ナポレオンを案じて腹心ジャン・ランヌは我が君の眠る野営天幕を訪れた。
そこには簡易なベッドの上で軍衣を羽織ったまま、両足を無造作に投げだし大口を開けて高いびきをかいている英雄の姿があった。
滅多に見られるものではないな。
ジャン・ランヌはそう思った。
何頭もの軍馬を乗りつぶし勇猛果敢に馬上で指揮をる総統。
決して後衛に下がらず常に前衛にでて自ら矢面に立つ偉丈夫。
粗末なベッドの上で無防備な姿を晒している男には戦場で見せる勇姿の欠片もない。
まるで陸軍幼年学校の夏季休暇で昼寝を存分にたのしむ学徒のようだ。
ジャン・ランヌは少しばかり微笑んだ。
文机の上にはナポレオンがしたためたのであろう妻への手紙が蠟封されて置かれてる。
戦が終わると、ナポレオンは必ず愛する妻ジョセフィーヌへ手紙を書いている。
ナポレオンは小説家を目指していた時期があった。
そのことをジャン・ランヌは思い出していた。
ナポレオン自身から聞いたのだ。
小説家を目指して第一統領にまで登りつめた男が、どんな甘い言葉を妻に宛てて綴ったのか。
ジャン・ランヌは読んでしまいたい気持ちを抑えた。
それよりも目下の任務を遂行しなければならない。
早く総統に起きてもらわなければ、我がフランス軍が帰路にたてないのだ。
ジャン・ランヌはナポレオンを揺り動かした。
よほど深酒をしたのかナポレオンは夢から醒めない。
ふと、ベッドの傍らに準備された朝食にジャン・ランヌの目が止まった。
鶏のトマト煮に海老と玉子を添えた料理『鶏のマレンゴ風』とブルーチーズがひとかけら。
ジャン・ランヌは匂いのきついブルーチーズをつまむとナポレオンの鼻の下に置いた。
ブルーチーズのすえた匂いが着付け薬になるであろうと考えたからだ。
ナポレオンの縦に長い鼻腔がひくひくと動くと思い切りブルーチーズの匂いを嗅いだ。
そして眼を閉じたままナポレオンは呟いた。
「おお、ジョセフィーヌか。股を開くのはまだ早いぞ」
Posted by koujun at 03:12│Comments(0)