› 我那覇孝淳の『ありふれた日々』 › 30代から始める「頭」のいい勉強中
2016年11月25日
30代から始める「頭」のいい勉強中
『30代から始める「頭」のいい勉強術』完読。
「30代こそ勉強に最適な時期」という仮説を胸に秘めた著者が、30代のための勉強術と、知的アウトプットをどうやって効果的に生み出すか、その理論と技術を紹介した本。
なぜ30代が勉強に最適な時期なのかは不明。
勉強は早ければ早いに越したことはないし、遅くから始めても手遅れと云うことはない。
と思うんだけど。
書いている内容は的を得ています。
5、6年前、僕が30代のころに買った本。
久々に読みました。
この本に書いている事は殆んど忘れていたけれど、唯一続けていたことがありました。
それは【「本は一冊六章」読むよりも「三冊を二章ずつ読め】
二章ずつではないけれど僕は本を三冊、輪番で読んでいます。
読み飽きたら次の本。
これも飽きたら次の本。
飽きっぽい僕にはピッタリの読み方。
一冊じっくり読むよりも早く読み終えます。
その他にも、時間が限られている大人の勉強術があれこれ紹介されています。
「2時間続けて記憶するよりも、1時間ずつ2回に分けて記憶したほうが効率は上がる。なぜなら次々と新しい情報を脳に送ると前に記憶した情報が上書きされて消えちゃうんだ。ちゃんと記憶が脳に定着する時間も作らないといけない」
俊徳叔父さんはそう言った。
叔父さんはボクらの親戚の中で浮いた存在だった。
なにせ去年までニートだったのだから。
「今のうちに遊んでおけよ。勉強なんてものはな、30歳を過ぎてからでも遅くないんだからな」
その言葉には確かに説得力があった。
俊徳叔父さんは沢山の資格を持っている。
公認会計士。
司法書士。
画像処理エンジニア二級。
神社検定。
年金アドバイザー。
エトセトラエトセトラ。
どれも30歳を過ぎてから突然、勉強を始めて手に入れたものばかりだ。
「一つの専門分野なら400時間勉強すればマスターできる。週に5日、やく3時間ずつ半年勉強したら、どんな分野でも知識だけはプロになれるんだ」
おばあちゃんの三回忌の法要の為に親戚縁者が徳島の山村に集まった。
そこで、久しぶりに俊徳叔父さんにあったのだ。
「いいか。参考書や入門書は二冊買うんだ。一冊は薄くて分かり易い本。もう一冊は分厚い本。薄い本で、今から学習する分野の全体を把握する。何度も薄い本を読み返す。そして理解出来たら、分厚いので深く掘り下げる。理解せずに、ただ闇雲に記憶しても、役には立たないからな」
アマチュア無線技士。
精神対話士。
ブライダルプランナー。
古民家鑑定士。
空気ソムリエ。
エトセトラエトセトラ。
数々の資格を持っている俊徳叔父さんも今年で35歳。
ニートとは15歳から34歳までの非労働者のことなんだって。
去年までニートをしていた俊徳叔父さんは、今年から無職をしている。
Posted by koujun at 11:27│Comments(0)